園と家庭の集団の(社会の)規模の違いとは
お子さんが登園を始めて、園での様子を保育士がお伝えするとこんな答えが返ってくることもしばしばです。お家と保育園では集団の規模が違いますし、わがままを聞いてくれるお母さんもいませんからこれは当然のことなのです。
保育園という自分の“わがまま”があまり通らない世界で切磋琢磨することは、子どものときから冷静に相手の立場と自分のしたことを分析する訓練になり、バランスの取れた人間に成長する手助けとなります。
自分の責任を自覚し相手に対する思いやりを忘れないよう育った人間は、将来、たとえ思い通りにならないことに遭遇したとしても、自ら解決を導き出すことができるくじけない精神力を持って成長するでしょう。