日常生活において、子どもが困っている状態なのに、そうとはわからず叱ってしまったり、わからないからと関わらなかったり、そんなことありませんか。その対応のせいで就学時、勉強に上手く入ることができなかったり、低学年はなんとかついていけても、3~4年生くらいで急に理解ができなくなることが証明されています。
後になって、何とかしようとしても原因が見つけにくい状態なので、時間がかかってしまいます。そうなる前に、早いうちから適切な関わりを持つことが必要です。
日常生活において、子どもが困っている状態なのに、そうとはわからず叱ってしまったり、わからないからと関わらなかったり、そんなことありませんか。その対応のせいで就学時、勉強に上手く入ることができなかったり、低学年はなんとかついていけても、3~4年生くらいで急に理解ができなくなることが証明されています。
後になって、何とかしようとしても原因が見つけにくい状態なので、時間がかかってしまいます。そうなる前に、早いうちから適切な関わりを持つことが必要です。
以下の症状は、すべて「不満脳」からくるチックです。
・「えっとね、えっとね」や「あの、あの・・・」と言葉を繰り返す
・「おちんちん」「うんこ」など汚い言葉を好んで使う
・まばたきを繰り返す
・口をゆがめる、口をもぐもぐさせる
・指吸い(指の数が多い、深く入っているほど深刻)
・服のすそや袖口を噛む
・爪を噛む、髪を必要以上にさわる
・ヒーローになり熱演したり、独り言が多い
・人に、ちょっかいをかける
・衝動的に身体が動いてしまう
・かんしゃく、切れる、荒れる
・床に座り込んだり横になったりする
・失敗を他人のせいにする
チックとは、自分の意思とは関係なく起こる不随意運動の一種で、これらの症状は注意する対象ではありません。
子ども自身の不安や不満を取り除くことや適切な身体運動などで自然になくなるのですが、統合されないまま大人まで持ち越すこともあり、それが身体の不調やひどくなると引きこもり・鬱などの症状となってしまうこともあります。
とにかく原因を探ってみましょう!
「何でこんなことするの?!」そんなふうに怒っていませんか?
大人が現象を止めさせることのみにとらわれているため、子どもの本来の気持が満たされません。「不満脳」が改善されないため、情緒不安定・反抗的態度・否定的な自己イメージ・被害妄想・自傷行為・コミュニケーション障害などの新たな二次障害が生まれることが多くなります。
「どんな不安(不満)があるのか、まずそれを解決しなければ!」と、子どもの様子をよく観察してみてください。
子どもの心や身体の状態を正確に把握でき、隠されているものを探り直接の原因に関わることで、癖は自然と治り適切な発達が促されます。
何より、大好きなお母さんやお父さんが、よく見てくれている。その満足感が健全な心身の発達をより促します。