アナログゲームで、コミュニケーション能力をアップ!
明文化されたルールを守ることを通して、会話や交渉する経験を楽しく学び、集団の中でのコミュニケーションの機会を持つには、とても有効なアナログゲーム。
『すごろく』『人生ゲーム』などのボードゲームや『トランプ』『百人一首』『花札』などのカードゲームは、プレーヤー同士でルールを守りあう必要があり、勝ち負けも明確で、子ども同士のコミュニケーション能力を伸ばすことに繋がります。
何気ない会話の中から、文化や風土などの見えない部分の学習ができる素材でもあります。
今のようにデジタルのゲームがなかった時代は、親戚が集まったときや多少の夜更かしOKだった年末年始は、トランプなどを家族そろってするのがとても楽しみでした。負けが続くと嫌になり、途中でいじけて止めてしまったり、泣いて暴れたりしたこともありました。今思えば、大切なコミュニケーションを学ぶ機会だったと切実に感じます。
アナログゲームで子どもの感覚のここが育つ!
★状況理解と同時並行の感覚
★勝ち負けのルール
大人が大げさにリアクションすることで勝ち負けを理解する
★順番の理解
数の概念と、順番を待つことや守ること、我慢することなどを学ぶ
★判断力
どちらが有利か、いつ切り札を出すかなどの判断力が身につく
★集団参加の楽しさ
年下のフォローからは自信を、大人と共に活躍できることで成功体験を知る
出典:リタリコ発達ナビ