生き抜くために必要な力、それは、計算や読み書きのような知的能力ではない「非認知能力」です。
非認知能力とは、自制心・共感力・やりぬく力などの社会情緒的スキルのことで、最近では大学入試においても偏差値に変わって、非認知能力が重要視され始め、世界中でも注目されています。
資質や人間性は、学力よりもこの非認知能力によるところが多く、それを育むのはまさに今、保育園に通っている時期なのです。
人間の脳は、3才〜5才までに80%から90%ができ上がり9才頃には、自分で認識できる意識の「顕在意識」と無意識の「潜在意識」との間膜が張ってしまうそうです。
それはつまり、無意識にしてしまうことが、そう簡単には直らなくなるということ。
その後も脳はゆっくりと育ち100%完成するのが30才くらいだと言われていますから、社会に出てからもしばらくは、失敗をしたりチャレンジしたりしながら脳が育っていく期間があるのは、何となくほっとしますね。