夏の過ごし方が冬に影響する!?
今年は例年より早い時期からインフルエンザが広まり、感染者も驚くほどに増加しました。
亀山市内の小中学校では9月の初めからスタートして10月に第2波が確認されると学級閉鎖が相次ぎました。
兄弟を介した感染だったのでしょうか?12月に入ってからはインフルエンザによる欠席者の数が園児の半数を上回る保育園や幼稚園も数か所あったと報告されています。
ところが野登ルンビニ園では、11月末インフルエンザに感染した3名が完治してからはその後の広がりはなく、12月中旬より1才児・3才児で11名の感染が確認されました。
それでもなんとか収まりそうで、12月20日の発表会がどうなるかが少し心配ですが、全体に拡大、ということはなさそうです。
この違いは何なのか―――食育の効果か、ルイボスティーのお陰かと期待しながら先生に尋ねてみました。
本来は複雑な陰陽五行の理論があるのですが、私が学んだ要点を簡単にまとめると、次のようになります。
・春夏秋冬それぞれの時期に暑くても寒くてもその季節のその状態を受け入れて過ごすことが大切
・陰陽のバランスを考え中庸でいること(〇〇し過ぎるということがないように)
・旬のものをその季節に合った調理法で食べること
これらが健康に過ごせるポイントなのだそうです。そしてそれが崩れると病を引き起こします。

夏に冷房を使いすぎると夏なのに身体が冷え、毛穴が開き肌はかさかさに乾燥します。
冷たい飲食物の取りすぎは体内を冷やし血や体液のめぐりを滞らせます。
結果として排泄が上手くいかず、むくみなどの「湿」が溜まります。これを「寒湿邪」というそうです。
さらに今年は「秋らしい季節」が短く、台風も訪れず、身体が徐々に収縮するという、冬への準備期間が不足しました。
冷房や例飲食による「湿邪」の蓄積が、急な寒さの到来で体調不良につながったのだと考えられます。