禅語:拈華微笑/ねんげみしょう

「ねんげみしょう」と読みます。

『野登ルンビニ園』を運営している社会福祉法人『微笑福祉会』の「微笑」というのは、「みしょう」 と読みます。

法人名『微笑福祉会』は、この禅語が由来になっています。

 

どんな意味?

ある日のこと。お釈迦さまが説法中、何も言わず手に持っていた蓮の花をくるりと拈る(ひねる)と、それを見た一番弟子の迦葉尊者(かしょうそんじゃ)は、すべてを悟ってにっこり微笑みました。こうして釈尊の大法は迦葉に伝えられました。

そんな故事に由来し、以心伝心と同じ意味で使われている言葉です。

 

野登ルンビニ園では

保育士全体が、園児の情報共有と、十分な意思の疎通を図り保育に努めたい、子どもの目を見ただけでその子の今の状態がわかるような保育を目指したいという思いが込められています。

保護者の皆さまとも、子どもの幸せのために心を合わせることができたら、そんな幸せなことはありません。

 

 

このブログの「禅語」では、野登ルンビニ園の創設者であり、龍光寺第四十一世の衣斐賢譲氏が生前よく話して下さった禅の言葉などを思い出しながら綴っていきたいと思います。