身体の自然な発達の順番

最近、とても気になるのが子どもたちの姿勢です。

背中が丸まっていたり、首が前に出ていたり、肩甲骨の付き方が変形しているお子さんをはじめ、一目で体幹が整っていないのが分かるお子さんが目立つようになりました。

 

 

身体と心を繋ぐ発達のとても重要な期間である歩き出すまでの過ごし方の違いで、どんな差が出るのか考えてみませんか?

そして、今一度お子さんの体幹がどんな状態なのか、確認してみませんか?

生まれてから歩き出すまで

早産だったり頭が大きくて重いお子さんは時間がかかりますが、早いお子さんだと2か月程、遅くとも5か月頃には90%のお子さんの首がすわります。

また、興味を持ったものを目で追ったとき、大人と目を合わせ微笑みあったり「いないないばぁ」などで遊んでもらった経験が多いお子さんや、優しいマッサージなどを含めた肌のふれあいが多いお子さんも、発達が早いと言われています。

 

 

寝たままで手足を動かす

中心線が定まって左右に動き始める

寝返り

首を自分で持ち上げる

腕で体を支え腰をそらせる

自分でお座りの体勢になる(腰が据わる)

ずりばい

はいはい

たかばい

つかまり立ち

これがすべてお子さんの意思で始められましたか?

自分の意志でって、どういうこと?

例えば、まだ自分で首を上げたり寝返りができていない状態で、椅子に座らせたり、お座りの姿勢を取らせたりしていませんか?かわいい写真を撮りたいからと、知らずにそうしてしまった経験のある方は結構いらっしゃるのではないでしょうか。

羊水に浮いていた赤ちゃんは、生れ落ちてから重力の影響を受け始め、身体のバランスを取りながら成長を続けるのです。

首が据わるまでの赤ちゃんは、背骨を左右にひねるような動きに合わせて自分の真ん中を探し、頭を左右に動かします。
次第に正面を向くようになると首が据わってきます。

首から背骨、つまり脊椎を左右に捻る動きで中心線が定まり、寝返りへと発達するのです。

子ども達は思った以上に困っている

子どもたちは「困っている」とは言いません、いえ、言えません。しかし、「歩き方」「走り方」「座った状態」「遊び方」など、よーく観察してみると、集中できない理由が見えてきます。泣いているから「困っているのだろう」と思うのも実は間違いなんです。

 

 

泣いている子どもを見て「困ってる」と思い込み、居てもたってもいられなくなる大人も多く、その気持ちはわかるのですが、すぐに抱き上げて無理に機嫌を取ってしまうことは、子どもの「困ってる」を増長させてしまうことに繋がります。

呼吸をしっかりさせるために「大きな声で泣くこと」はとても重要で、体幹の筋肉をしっかりと鍛えているのです。

たくさん泣くと肺にたくさんの酸素が送り込まれるため、吸気専門の横隔膜がしっかりと働き、腹部の深層部の筋肉を力強く使うことができるのです。この腹部の深層部の筋肉や横隔膜などは、体幹を構成する重要な筋肉なので、歩くまでにこの体幹をしっかりと鍛えておくと「言動と心の困り感」が生まれにくくなるのです。

具体的な困っている状態って?

・反り返ってぐずったり、泣いたりする ⇒ 赤ちゃんが反り返って泣くのはなぜ?

・椅子に座ることが難しい ⇒ 椅子に座っていられないのはなぜ

・口に物を入れる(指、服の端、タオル) ⇒ お子さんのその行動は「チック」かも!

・よだれが止まらない ⇒

・すぐに転ぶ ⇒

・つま先立ちでトコトコ歩いたり走ったりする ⇒

 

困っていることを解消するための記事ができ次第、リンクさせていきます。

気になる状態があっても、一人で悩まず解消する方法を一緒に考えていきましょう。