10月10日、当初の予定は野登小学校の校庭をお借りし通常観客数で開催、雨天なら中止でした。
しかし、子どもたちの楽しそうな様子や保護者の皆さまからの「なんとか見られませんか？」というご意見を受けて、職員たちも「なんとかできないか」との思いが募り、急でしたが中止をとりやめ、翌週で開催することになりました。
「思い」が響きあい、当初は思いつかない方向に保育が進むことはよくあるのですが、今回もそのような流れでの開催決定となりました。
何か気になることがあっても率直にお伝えいただくことはあまりないかもしれませんが、私たちは「今」出来る最善を模索しています。保護者の皆さまのご意見が保育の重要なポイントになることもあるのです。
昨年度も台風襲来、体育館での開催
毎年の運動会は園庭で行い、雨天なら野登小学校の体育館をお借りして中止することなく15年間開催してきました。
ところが今年は週の半ばに差し掛かり、まさかの台風の直撃。
子どもたちとテルテル坊主に祈りながらも、皆あきらめモードでおりました。
しかし、職員たちがそれぞれ保護者の方々と話を重ねるにしたがって、何とか日程を変更して開催できないかという雰囲気に変わり、担任達は時間を工面しながら何度も会議をしました。
「運動遊び」のプランも月末の週ということだったので、はたして子供たちのモチベーションがそれまで持つのかという点が決めてとなり結果、決まったのは観覧席の十分な距離を取るために翌週の14日と15日の二日間に保護者に分かれてもらって開催するこということでした。
コドモンのアンケートで参加人数がほぼ半々という途中集計から、それならソーシャルディスタンスを保った開催ができるかもしれない、と最終決定したのが金曜日。
急な変更でご迷惑をおかけしましたが、もしコドモンがなければ、もっと時間がかかり、対応が遅れていたかもしれません。保護者の皆さまの素早い返答も本当に有難いことでした。
また、今年は行事数が減ったため、写真の枚数も例年から考えると桁違いに少ない年長さんの保護者だけは家族２名とさせていただきました。それに対してのクレームも全くなく、年中以下の保護者の皆さまの深いご理解に、この場をお借りして重ねて感謝申し上げたいと思います。
