排泄しやすい身体づくりを心掛ける!
運動、特にハイハイをたくさんすること!
ハイハイをすると内臓を刺激して、腸の蠕動(ぜんどう)運動を活発にし、筋肉を作るだけでなく身体に入った、いらないものを排泄するデトックス効果も期待できます。便秘になりにくい身体、つまりきちんと排毒できる身体になるということなのです。
さらに、脳での情報のやりとりがスムーズになり、文字を読む力にもつながり言葉の発達と関係が深い中脳の発達も促すと言われています。
ルンビニ園で、ハイハイ遊びや教室や廊下のぞうきんがけをよく行うのは、そのためです。
子どもの「脳の働き」と「身体の発達」
思い切り泣いたり笑ったりする!
子どもは、呼吸器が未熟なため肺炎を起こしやすいのだそうです。
体調が悪くてお子さんが泣いている場合は、対処することで泣き止みます。
でも、わがままで泣いていると分かったときは、そのまま思いっきり泣かせてあげてください。泣くことは、呼吸器の発達、呼気による排毒、そして“泣いても思い通りにならない”ことを知ることができるので一石三鳥です。
もちろん泣きやんだ後、きちんと想いを聞いてあげるというフォローもお忘れなく!
デトックスに有効な海水浴と砂浴!
子どもの皮膚は大人の半分の厚みなのに、汗腺は大人とほぼ同じ。
なので、子どもたちはとても汗っかきです。そのため、あせもになりやすいのです。
もし、あせもが一切ないというお子さんが居たら、排泄物や汗、呼吸で毒素をうまく排泄できる身体になっているか、もしくは汗をかかなくても済む空調の整った環境だけで過ごしているかのどちらかです。
うまく排泄できない状態のまま成長してしまうと、皮膚からの排泄力が低下したままなので、肝臓や肺に異常をきたしやすくなるというのが東洋医学の考え方です。
海水浴を数回しただけで、あせもはもちろんアトピーが治ったという例がたくさんあるように夏は是非、海の自然の力を借りましょう。海で泳いだ後の休憩は、熱い砂に埋まってゆっくり温まると尋常ではない排泄が行われるそうです。
昔から土や砂に埋まる治療法もあり、フグに当たった人を裸にしてすぐ土に埋めると命拾いするという話があるほど効果的なのだそうです。