保育中、子どもたちの動きをなんとなく見ていると
「あれ?これっていつから、こうやっているんだろう?」と思うことが沢山あります。
外部からのお客様に質問されて気付くこともあります。
お部屋に入る時に言う『失礼します』
退出の時の『失礼しました』
部屋の入り口で脱いだ上靴をそろえて置く
ブランコで遊びたいときには、脚立を出してきて自分たちで設置する
デッキの太い柱に登る
これらはすべて大人が教えたわけではなく、自然発生なんです。
最近では二才児が上靴を吐き出したタイミングで、上靴を誰かが脱いだ隣にそろえて置いています。
保育士は声掛けすらしていないのにあこがれの上級生の真似をしているのでしょう。そして、それが当たり前の光景になっています。
逆にあれ?今年の子たちはしないなぁ、と保育士が期待している遊びを全くやらないという年もあります。
それでいいのです。子どもたちの興味とやる気の方向に合わせて保育をしているので、今年も必ずさせるということはあまりありません。